【追悼】音探し 唯是 ただこれ のみぞ我が使命箏に向かひて貫きし道

By 唯是 一寿

唯是家第8代。1972年、北海道生まれ。早大卒。団体役員、会社役員、国家公務員(非常勤)。東京都港区在住。“風街”で合理性と最適化を追求する、ミニマルな人生。本ブログでは、公共・公益活動、先祖探求・家系調査、短歌について発信。

2 thoughts on “TANKA”
  1. 唯是れ 双賽一擲(そうさいいってつ) 初空へ
                        英
    双賽一擲(そうさいいってつ)
    マラルメ覚書』は、19世紀の象徴派詩人ステファヌ・マラルメの散文『イジチュール』と象徴詩『双賽一擲』についての考察を行った著書。田辺は昭和33年の小論文『メメント・モリ』で初めて『死の哲学』を論じたが、『マラルメ覚書』では『イジチュール』に『生の哲学』の行き詰まりを、『双賽一擲』に『死の哲学』をそれぞれ代理させ、後者は前者を克服することによって現れるとした。『死の哲学』は、田辺が晩年に到達した宗教哲学で、生者と死者の実存共同を唱えるもの。そこでは死者は死の後も他者との実存共同の中に生き続け、永遠に働くとされる。

  2. 演奏家の魂と作品は永遠に受け継がれていくのかもしれませんね。
    いつも的確なコメントをありがとうございます。

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