小林旭「スキー小唄」小林旭「スキー小唄」(クラウン、1964年)

昨日の記事の続きです。

日出彦は1936(昭和11)年2月、「小樽雪まつり」開催に際し、テーマソング「スキーソング」を作りました。これが、のちに小林旭の歌唱でレコード化された「スキー小唄」(クラウン、1964年)の原曲です。

『月刊さっぽろ』140号(財界さっぽろ、1971年)

北海タイムス昭和39年12月12日号夕刊は伝えます。

北海タイムス昭和39年12月12日号夕刊(1964年)

北海タイムス昭和39年12月12日号夕刊

北海道における「雪まつり」の発案者が日出彦であること、「スキー小唄」の原作者が日出彦であること、を報じています。

「スキー小唄」の登録ですが、日本音楽著作権協会(JASRAC)では作者不詳となっています。小林旭のレコードが発売された当時、当家とJASRACでやり取りがあったそうです。“無頓着先生”であった日出彦は権利にこだわることなく、曖昧のうちに話は終わったようです。「自分の手を離れたものは、すでに過去のこと」という、いかにも芸術家らしい日出彦の一面が垣間見えるようです。

1950(昭和25)年に始まったさっぽろ雪まつりの直接の企画者ではありませんが、その原型となったのが小樽の学校行事や小樽新聞社(現・北海道新聞)のイヴェントであったことを考えると、日出彦が北海道における“「雪まつり」の元祖”と言っても差し支えないでしょう。

By 唯是 一寿

唯是家第8代。1972年、北海道生まれ。早大卒。団体役員、会社役員、国家公務員(法務省、非常勤)。東京都港区在住。“風街”で合理性と最適化を追求する、ミニマルな人生。本ブログでは、公共・公益活動、先祖探求・家系調査、短歌について発信。

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