黒印状受領式黒印状受領式(東京都港区六本木、2017年)

8回にわたり、曾祖父・唯是丙助を軸に遠野諸士と札幌農學校の関わりについて取り上げました。今回が最終回です。

本シリーズで取り上げた内容を、改めて年表にまとめました。

西暦元号社会の出来事唯是丙助水越浩太郎
1866慶応2誕生
18673大政奉還誕生
1868明治元戊辰戦争
18692東京奠都
18714廃藩置県父・隆治逝去
18725壬申戸籍施行
学制公布
18758横田村から札幌本府へ移住
雨龍学校入学
18769廃刀令
秩禄処分
札幌農學校開校
(この頃、
父・直志逝去か)
(この頃、
母・スヱが北盛館開業か)
188114東奥義塾入学
188215東奥義塾入学
188417札幌農學校予備科入学
188518内閣制度発足札幌農學校予備科入学北海道庁林業調査官
188720同工学科入学宮内省御料局官吏
188922大日本帝国憲法発布母・クマ逝去札幌農學校依願退校
189023第1回衆議院議員選挙綾織村から札幌村へ転籍
189124札幌農學校依願退校
北海英語学校教員
189326稲葉スヱと結婚
189427日清戦争開戦長男・一三誕生
189730南部行義受爵受爵栄典で羽織拝領
190134次男・健彦誕生
190437日露戦争開戦
190538三男・日出彦誕生
191043大逆事件
朝鮮併合
(この頃、
深川測量舎設立)
1914大正3妻・スヱ逝去
1928昭和3札幌に定住
193510逝去
西暦元号社会の出来事唯是丙助水越浩太郎
「遠野諸士と札幌農學校」年表

遠野諸士と札幌農學校の縁は私の代までつながっています。まず、札幌農學校第2期生の末裔との親交があります。

故・町村信孝(町村金彌・孫)
藤田真(藤田九三郎・曾孫)

町村金彌と藤田九三郎は第2期生です。金彌は雨龍華族組合農場や十勝開墾合資会社を経営しました。九三郎は茨戸を開拓し、藤田農場を開設しました。故・町村信孝さん(第75代衆議院議長)は金彌の孫、藤田真さん(物流コンサルタント)は九三郎の曾孫です。

また、南部家とのご縁もつながっています。

南部光隆(南部子爵家〈八戸藩〉第16代)

近年、遠野南部家一門について再び調べるようになったのは、南部光隆さんに影響されてのことです。光隆さんは南部子爵家の当代として、八戸藩の歴史継承に尽力しておられます。南部子爵家の蔵書から、高祖父・直志に関する資料を送ってくださったこともありました。

私が東京都港区で、2つの「南部坂」のちょうど真ん中に位置する場所に住んでいるのも、不思議な縁と言えましょう。

遠野から札幌を経て東京まで、連綿とつながるご縁に感謝し、引き続き先祖探求や家系調査を深めていきたいと思っています。お読みいただき、ありがとうございました。

本シリーズの執筆にあたり資料提供でご協力くださった、北海道大学大学文書館の山本美穂子研究員、水土里ネット深川施設部の関口秀幸部長に感謝申し上げます。

高祖母・唯是クマ生誕200年の年に本シリーズを捧ぐ。

By 唯是 一寿

唯是家第8代。1972年、北海道生まれ。早大卒。団体役員、会社役員、国家公務員(法務省、非常勤)。東京都港区在住。“風街”で合理性と最適化を追求する、ミニマルな人生。本ブログでは、公共・公益活動、先祖探求・家系調査、短歌について発信。

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